酵素

酵素は呼吸、消化吸収、新陳代謝など人間のあらゆる活動に必要なタンパク質の一種です。人間の体内において様々な物質が分解・合成といった化学反応を起こします。これらの化学反応をスムーズにするのが酵素の役割です。

酵素は、「消化酵素」、「代謝酵素」、「植物酵素」と3つの種類があります。

1.消化酵素
消化酵素とは、食べたものを消化後に吸収されやすい栄養素に分解する酵素です。唾液などの消化液や腸内微生物によって作り出されます。

2.代謝酵素
消化酵素によって吸収された栄養素を体内でエネルギーとして使用するために働く酵素です。呼吸、消化、吸収、排出、解毒、自然治癒など人間の活動に必要な働きを全てになっています。

3.食物酵素
食物のなかに含まれている酵素です。発酵食品や生野菜、生魚に多く含まれています。人間の体内で生成される酵素は限りがあるため、食物酵素によって酵素不足を補う必要があります。

このように、酵素は人間が生きていく上で必要不可欠な要素なのです。

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