シミ・加齢?目の下のクマの原因は…○種類。それぞれの原因と解消法。
目の下のクマ・たるみ、悩ましいですよね。
わたしは子供の頃から顔の血色が悪く、気持ちは元気なのに、「疲れて見える」という状況は、中学生くらいからあったと思います。
そして40歳も半ばになった今・・・
目の下のクマは「疲れて見える」だけではなく「老け顔」の一要因となってます。
目の下にクマがあると、何が嫌なのでしょう?
「自分の顔を鏡で見て、疲れて見える」ことが一番嫌だなと思います。
毎朝、わたし達は鏡を見るわけですが、顔が疲れて見えると誰に何を言われなくても、自分で自分にダメ出しをして、余計にストレスを溜め込んでしまいます。
そこで、目のクマを解消して、鏡を見て嬉しくなる日々を迎えるべく、「目のクマの種類、原因、解消法」についてご紹介します。
目の下のクマ・たるみの種類
ひとことで「目のクマ」と言っても、大きく3種類あります。青クマ 黒クマ 茶クマ です。それぞれ原因と解消法が異なりますので、まずは自分のクマのタイプと原因を知りましょう。 実際に、マッサージで解消できるのは「青クマ」だけです。「茶クマ」の場合はマッサージは逆効果になることもあります。
目のクマのタイプの見分け方
手鏡を持ってきて、試してみてください。
1.目の下のクマの部分を優しく手で引っ張ってみてください。色が薄くなるようなら、血行不良による青クマの可能性が高いです。 | |
2.1で薄くならない人は、今度は天井を見上げてみてください。これでクマの色が薄くなるようなら、皮膚のたるみによる黒クマの可能性が高いです。 | |
3.1でも2でも色が薄くならいクマは、色素沈着による茶クマの可能性が高いです。 |
血行不良の「青クマ」
目の下の血液が透けて青黒く見えるクマです。
睡眠不足や冷え体質などで、目の周りが血行不良になり青クマとなります。
男女年齢問わず、幅広い人に青クマは見られます。(子供でもできます。) 加齢で皮膚が薄くなるとより目立ってきます。
目の下の皮膚を引っ張ってみると、多少薄く見えるのが青クマの特長です。酵素系サプリをお勧めします。
エイジングの「黒クマ」
下まぶたのハリ・弾力が低下して、たるみが陰になってクマのように見えるものです。影グマとも呼ばれます。
この黒クマは、一般的には老化現象が原因のため、加齢とともに症状は進行します。
黒クマは物理的に影ができていますので、コンシーラーで隠すことも難しくなります。
上を向くとクマが薄く見えます。アイケア美容液をお勧めします。
色素沈着の「茶クマ」
茶クマは目の下のシミです。メラニンや色素沈着などが原因で茶色く見えるクマです。
クマを引っ張っても上を向いてもクマが薄くならない場合は、茶クマの可能性が高いです。体調によって色が薄くなったり濃くなったりすることもないため、常に老けた印象になってしまいます。美白化粧品をお勧めします。
目の下のクマ・たるみの原因
青クマの原因「血行不良」
睡眠不足や、PCやスマホの使いすぎによる眼精疲労など、「血行不良」が青クマの大きな原因です。目の下には、たくさんの毛細血管がありますが、血行不良になり滞った血液が皮膚を通して青いクマとして見えます。
血行が悪くなる原因としては、
疲労、睡眠不足、冷え、ストレス、長時間のパソコンやスマートフォン使用など眼精疲労、乾燥、喫煙・・・などなど。
ストレスが原因であることもあります。内面的な問題が起きた時に一番に分かるのが、目の下のクマを含めた「目つき」ですね。
黒クマの原因 「加齢による皮膚のたるみ」
目の周りの皮膚のハリや弾力が低下して、たるみによって黒い影ができているのが、黒クマです。
眼球は脂肪(眼窩脂肪:がんかしぼう)によって支えられていますが、それを支えている筋肉が弱くなり、脂肪が突出することで目の下にたるみが出きます。その下に凹みができるため、その影で黒く見えます。
黒クマは加齢による皮膚のたるみが原因のため、黒クマを解消するためには、「エイジングケア」がなにより効果的です。特にレチノールなどが有効で、コラーゲンを増やして肌のハリを取り戻します。
茶クマの原因「色素沈着」「角質肥厚」
紫外線や、洗顔の際に目の周りをこするなど、肌に刺激を与えるとメラニンが多く生成されます。ターンオーバーでメラニンを排出させる機能が追いつかず、目の周りに色素沈着や角質肥厚を起こしてしまうことで、茶クマになります。
角質肥厚(くすみ) … 新陳代謝がスムーズでなく角質が厚く積み重なることで「くすみ」となります。
色素沈着(シミ) … 紫外線や刺激によってメラニンが生成され、シミとなります。意外にも、目の下は紫外線があたりやすい部分なので、紫外線対策が必須です。
茶クマの原因は、シミと同じメラニン色素なので、シミ対策と同じ「紫外線対策」「美白ケア」「ピーリング」が有効です。定期的なピーリングは古い角質を落として肌代謝を高めるのを助けます。また、美白ケアはメラニン色素の生成や沈着を予防します。
目の下のクマ予防・対策と解消法
紫外線対策を怠らない
紫外線はビタミン減少をまねきますので、すべてのクマに悪影響を与えますが、とくにメラニン生成によって起こる茶クマ予防には重要です。基礎化粧品の中に日焼け止めを加えることも大切ですし、日焼け止めだけではなく、日傘、サングラス、帽子などを用いて目の周りに紫外線をあびないようにしましょう。
洗顔をするときに目の周りを強くこすらない
目の周りを刺激すると、メラニンが生成されます。目をこする癖がある人や、メイクオフのときに、アイメイクをゴシゴシ落としている方は、茶クマに注意が必要です。また、目の周りのツボ押しマッサージも、青クマには良いですが、茶クマには強すぎると逆効果のこともあります。
蒸しタオルで目を温める
青クマの一番の原因は血行不良です。温めた蒸しタオルで目を温めることが効果的です。濡らしたフェイスタオルを目の上に乗せる大きさに折りたたみ、レンジで1分ほどチンします。それを、3~5分程度、目の上に乗せます。(タオルが冷えると逆効果ですので、冷える前に外してくださいね。) 目の疲れからくる頭痛にも、とっても効果的ですよ。3日ほど続けるとすぐに効果が分かると思います。
貧血を予防する食事を取り入れる
鉄が不足して貧血気味になると、血行が悪くなり、青クマの原因となります。プルーン、レバー、ひじき、卵、大豆、ブロッコリー、牛肉、しじみなど、鉄分の多い食事を心がけましょう。